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季節の山菜です [食品]

数日前、山の友達が 「ドングリ要るか~~ 要るなら取り来て!」と電話をしてきた。

ドングリとはイタドリのことです。

節があり折るとドンとかボンとか音が出るから、地方の呼び名がつけられたのでしょう。

こちらではイタドリをドングリと言ってます。


イタドリには茎の赤と青があり山間部の山道脇に、たくさん生えているイタドリは、殆どが赤茎です。

赤い茎のイタドリは食べません、青い茎のイタドリを食べます。

青は沢道のようなところに生えているから、私のような街場暮らしには無理です。

電話の連絡を受けて相棒と2人で指定の場所へ車で走った。

彼女は自分の畑で待っていてくれた。

軽トラックの上に山積みのイタドリを我が家の車に運んで積んだ。

帰ってから2人で葉っぱを取り、茎の皮むきを始めた。

たくさん有って剥いても剥いても終わらない、茎の皮むきを始めてから3時間以上、終えた時間を見たら夕飯の時間も過ぎていた。


これが皮を剝いたイタドリ
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それを漬け込みやすく束ねた。
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大きい桶に入れて塩水に漬け込む
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大きい桶は重しを見ればサイズが分かります、重しを3つ載せました。
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漬け込んだイタドリを取り出しました。
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本漬けです
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↑山の人でも、今の若者は、こんな面倒なことしませんわ!
楽な生き方を知ってしまった今の年配者もしませんわ!




寝かします。
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金さえ出せば何でも手に入る時代、面倒な草木の処理なんてばかばかしいでしょう。




これは、漬け込んだイタドリを塩抜きしたものです。
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オリーブオイルで炒めて、1品 朝の食卓に。
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相棒は、「オイシイ 美味しい」と言って、朝と昼で全部食べちゃった。



庭にも咄嗟の時のために使う食材も植えてあります。

これは、セロリー
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鉢植えです、時々使う分 包丁で切ってきます。
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これは、セリです。
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セリは石と石の間に雪割草と仲良く出てます。
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庭にはウワバミソウも出てます。
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ウワバミソウはミズと言われて、時期になると山菜として道の駅や市場にも売られてます。
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漬物、味噌汁、炒め物、などで食べられてます。
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今回は、山菜ブログでした。



またお越しください。
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