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季節の山菜です2 [四季]

山手の方へ嫁いだ同級生から

「今頃、あまり良いとは言えないタケノコだけど要るか~~」

「要るなら取りに来いと言うのも変だけど……!」

と電話がかかってきた。

彼女は農家だから忙しい。

「どんなのでも要るわ、暇人だから貰いに行きます」

と、喜んで出かけた。

春に1度頂いたタケノコはメンマを作って半分持って行った。

とても美味しかったらしい。

彼女の家は竹藪が2か所に持っている。



「伸びて、もう遅いから柔らかいところを食べて」

「今頃になると毎年、足で蹴っぽてるんだ」

と彼女は言う。

なぜ足で蹴るのか聞いてみた。

「竹になったら切るのが大変だから、伸びたタケノコは柔らうちに倒している。」

と言っていた。

「足で蹴っぽてるなんて勿体ないことしないで、どんなものでも良いところだけ取って料理するから」

と言っていたから連絡してきたのでしょう。

袋に、たくさん頂いてきた。


帰って来てから、タケノコの皮をむきをしたり、大鍋で茹でたり。


忙しくて写真は撮り忘れたけど、このタケノコでたくさんのメンマを作った。

メンマは人気があって、みんな待っている。

出来上がったメンマはタケノコの持ち主に3分の1、実家へ3分の1、残りは我が家の分に分けた。


料理をして食べきれないのは保存した。

タケノコ大小は有るけど、1ビンにタケノコ2本半から3本は入る。
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保存ビンは10本できた、熱処理をしたから2年は保ちます。
これでしばらくメンマで楽しめます。
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同級生の彼女は、その時ワラビも採ってくれた。
それを私があく抜きしたものです。
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ミズ(ウワバミソウ)も持たせてくれた。
忙しく写真を撮り忘れて、翌日の塩漬けした物です。
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持たせてくれた袋にはフキも入っていた。
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葉を付けたままにしておくと茹でやすいから、翌日葉っぱを取った。
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このフキは茹でて皮をむいた。
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その他に、山ウドも入っていた。

山ウドは味噌漬けにしていただきます。

昔、机を並べて勉強した仲間が 今も こんな風に何でも持たせてくれる、実家のようなことをしてくれるなんて、感謝してもしきれない気持ちです。




昨日は、毎年来る養蜂家の分を作りました。

養蜂家は、自分の家から離れて花を求めて転々と北上し、遊牧民のような暮らしです。

この時期、毎日コンビニ弁当では可哀想なので、1品か2品作って届けてます。

大きいボールに刻んだタケノコ
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オリーブオイルで炒めて。
脇に見えるボールは、我が家特製の調合したもの。
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四川省の唐辛子調味料を仕上げに入れて完成です。
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昨日は特製のチーズケーキも作った。
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メンマと一緒にチーズケーキも一緒に届けた。

蜂とともに滞在している間、家庭料理を作って届けてます。

家族4人で半年は家から離れて蜜集めです。

本土の花が終わると北海道へ移ります。


お婆さんが家と学校へ行っている子供たちを守り、別れて暮らす大変なお仕事です。

今は三代目が引き継いでやってます。



またお越しください。

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