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働きまくった [食品]

柿畑に柿の木が10本ある。

春、雪が溶けると肥料を撒きから始まって、要らない枝の剪定も始まる。

切り落とした枝の処理の作業などもかなりある。

実が付くと梅雨のころからお盆頃まで摘果作業をし、1枝に1個残して生った実の8割を落とす。

秋、収穫作業が終わると、また石灰を撒き肥料を撒く。

葉が落ちると上に伸びた枝を切り落とす。


肥料代は10本で1万円以上はかかっている、その他に草刈りなど色々管理労働。

1年を通すと手入れに、かなりの労働時間もかかっている。

しかし商売はしないから、収入はゼロ、儲けは無し、体力維持と趣味と思ってやってます

収穫した柿の行先は、我が家の柿を待っている人が多いから、欲しい人に全部上げてます。


クチコミがだんだん広り、最初は渋抜きしたのを貰っていた人も、各家庭で渋抜きかけて親戚や、兄弟に送ったり……!



今年の柿畑、どこの家も不作なのに、有るわ有るわ(@@)
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枝1本に1個の実のつもりで剪定していても、中には枝が折れそうなほどの実を付けている枝もあります。
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そういう枝は相棒がノコギリで枝ごと切り落とします。
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その枝ごと運ばれてきた柿を、私が干し柿用に仕立てます。
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ヘタのところを吊るされるように仕立てた。
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こちらは渋抜き用、柿が刺さらないように短くカット。
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相棒が収穫してきた柿をシートにまで運び
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それを出荷するわけでもないのに、傷ついた柿、形の悪い柿、サイズの小さい柿、を選別して排除。

収穫してきた柿を車に運んで・・・ビニール袋に入っている柿は干し柿用
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↑だいたい50個位入っている、この様にして干し柿の欲しい人に配ってます。




各家庭で渋抜きをするものは米袋に入れてます、だいたい90個~100個、重さ30キロ以上!
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米袋に入れた柿、今年は12袋もそれぞれの家庭に配達した。
一軒の家庭には3袋届けたところもあります、北海道に千葉に東京へと親戚へ送った、と言ってました。
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その合間を挟んで我が家の分も収穫、1回の渋抜き分はこれくらい。
収穫するたびに、これくらいの量を朝仕事でこなします。
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娘や、親戚、知り合いなどへ送ります、愛知には、毎年楽しみに待って居る人が居ります。
他に、知人がざっと数えても10数人に配ります、その分です。




早朝3時過ぎから渋抜き作業、夜なべ仕事は干し柿の皮剥きです。
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この干し柿も、愛知の知人が待ってます。
出来上がると送ってあげます。
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朝早く起きて渋抜き作業、日中は収穫作業、夜なべ仕事は干し柿作り、働き改革から外れた寝る間もない労働をやっていた。




一晩で、これだけの皮の量
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干し柿も風と太陽に当ててビタミンDをたっぷり含ませ……これはほんの一部です。
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収穫最後の柿は、大手ハウスメーカーへ寄付。
重さ200キロを配達した。
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渋抜き専用のアルコール47度の焼酎と、渋抜き専用のビニール袋も買って、柿と一緒に届けた。

その時、渋抜きのやり方も教えてきた。

一応柿の収穫は一段落した、ひねった膝が痛く、足を引きずりながら今年の作業は終わった。


切り落とした枝の処理だけ残ってます。


こんなわけで、ブログ更新できませんでした。



またお越しください。
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