SSブログ

実りの秋4 [食品]

猫の手も借りたいほどの忙しい秋、10月上旬はこんなことをしていた。

毎年、この時期に届けてくれる市場の人、依頼してあった栗を届けてくれた。
kuri1.jpg



全部で10キロです。
kuri2.jpg



2~3日経った頃、市場の人が
「父親が亡くなって葬式などで市場へ行けなくなったので、仕入れた栗はお宅に全部置いておきます」
「好きなように処理をしてください、お金は要りませんから……。」

と電話が入った、留守中に5キロ置いてあった。

集まった栗の処理、毎日毎日、腱鞘炎起きるほどの処理でした。
kuri3.jpg



鬼皮を剝いた栗です。
kuri4.jpg



大きな袋へ入れて台秤に載せたら量りが足りないわ!
kuri6.jpg



くるり一回りして12㎏と500g凄い量
kuri5.jpg



渋皮に傷を付けたり割れたり、使い物にならない栗はこれだけ有った。
kuri8.jpg



量ったら2㎏と800g
kuri7.jpg



栗赤飯用に小分けにして……。
8回分です。
kuri9.jpg



12㎏500gの渋皮栗を大鍋に3等分しました。
kuri10.jpg



何度も何度も、渋抜きかけて、何度も何度も砂糖を投入。
その都度、壊れたのを外して、色の悪いのを外して……。
kuri12.jpg




仕上げには味と香りのためにブランデーを2本入れます。
kuri13.jpg




相棒が入れてます。
kuri14.jpg

完成です。
ハネ物も随分出ました、それは仲間にみんな分けてあげました。



完成したビンです。
ビンの中のシロップはろ紙で漉してます。
kuri15.jpg



熱処理をして常温で2年ぐらい保ようにしてます。
客が来たとき食べさせたり、知り合いの茶会の席に持って行ったり、待っている人に上げたりしてます。
kuri16.jpg

38ビン完成です、1ビンはハネ物です。

処理はまだたくさん有ります。


またお越しください。
nice!(34)  コメント(25)