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庭の山野草3 [四季]

今まで、数回色々な手料理を作って養蜂家の家族に届けてきた。

養蜂家は、遠い遠い愛知県から花を追い求めて北上し、滞在期間は10日間ぐらい。

宿は、飯無し素泊まり民宿、ただ風呂と洗濯ができ、寝るだけの宿。

ウチとの関係は親戚でもなし、赤の他人、商売と客の関係だけ。

養蜂家家族とは40年にもなる長い付き合い。

コンビニ弁当暮らしの食事は気の毒と思い、いつの日か家庭料理を作って届ける間柄に……!


我が家から宿まで25キロも離れてます、ちょっと走って届けて……と言う距離ではありません。

一昨日は、柿アイスをたくさん作って、キムチ漬けも作って、一緒に届けてきました。


こちらでは「栃蜜」と言って、山奥の栃ノ花の蜜を集めてます。

養蜂家さん 「自然相手の商売だから仕方がないけど、今年は花が咲いてなく、蜂が蜜を集めて来ない、全然ハチミツが取れないよ」

「気候が変わったのか、開発で栃の木も少ないのか、栃の花も少なくて量が集まらない」と言ってました。

家族の1年間の暮らしがかかっているから、大変な職業です。

そろそろ移動の時期で、3日に蜂は移動、と言ってました。

次に生活用具と人の移動です。

蜂と一緒に、秋田、岩手、北海道、と北上していきます。

移動でお天気、荒れなければよいが……!

。。。


庭の山野草です。

モグラにやられて諦めていた山野草が生きていた、バンザイ(^-^)
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花の名前は「キリシマエビネ」
まだ花の数は少ないけど生き残ってました。
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珍しくもないけどユキノシタも咲いてます。
無いと寂しいし、増えると邪魔になり、適当にむしって捨ててます。
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↑フラワーセンターで値段が付いてい驚いたのは、これかも!




トキソウです。
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トキソウと名が付くからには赤がホントの色。
これは、シロバナトキソウです。
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グリーンカラマツがまだ咲いてました。
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これは、山野草でなく山菜です。
山菜の王様と言われるほど美味しい山菜です。
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山菜の名前は「イラクサ」ですが、こちらの呼び名は「アイコ」と言われてます。
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茹でてドレッシングで頂きました。




これは、茹でて皮をむいたフキです。
これから佃煮作りです。
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水は1滴も入れず、ハチミツと醤油でクツクツ時間をかけて、仕上げに山椒の実をたっぷり入れて完成です。
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この佃煮も、あの家族に届けました。

あの家族に会うのは、また来年です。



またお越しください。
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